今回は、福岡県のお客様よりご依頼いただきました、高級車アウディ A6(2019年式、型式:AAA-F2DLZF)のヘッドライト修理事例をご紹介します。
この世代のアウディ車オーナー様から多くご相談いただく、「マトリックスヘッドライトのLEDデイライト(DRL)の黄ばみ・変色」という、見た目を大きく損なう厄介な持病を解決します!
■ 発生している問題:デイライトの黄ばみ・変色
今回お預かりしたA6は、最先端のマトリックスLEDヘッドライトを搭載していますが、デイライトが点灯する部分が時間と共に熱や紫外線、湿気の影響を受け、黄色く変色(黄ばみ)してしまっていました。
洗練されたアウディの顔つきが、この黄ばみ一つで大きく損なわれてしまいます。


■ 原因:内部の導光体と熱による劣化
ヘッドライトのレンズ表面ではなく、ユニット内部にあるデイライトの光を導くための特殊な樹脂部品(導光体)自体が、LEDの熱や経年によって変質してしまうのが主な原因です。このため、表面を磨いても改善しないのがこの問題の難しいところです。
■ WJPによる修理内容:内部パーツの交換と再生
この問題を解決するには、ヘッドライトユニットを分解し、黄ばんだ内部の導光体を新品に近い状態に再生、または交換するしかありません。
- ヘッドライトの殻割り: 複雑な構造のマトリックスヘッドライトを、慎重かつ専門技術で「殻割り」し、ユニット内部にアクセスします。
- 導光体の取り出しと処理: 黄変した導光体を取り出し、変色を解消するための特殊な処理や、必要に応じて新しいパーツへ交換します。
- 再シーリングと防水処理: 内部作業完了後、高い防水性能を維持するため、特殊なシーリング材を使用してユニットを再接着し、徹底した防水処理を施します。
- 動作チェック: 修理後、マトリックス機能を含む全機能が正常に動作するかを何度もチェックします。
■ 劇的な仕上がり!新車時の輝きへ
修理後のデイライトは、まるで新車に戻ったかのような純白でシャープな輝きを取り戻しました!

黄ばみが消え、アウディならではの精悍なアイラインが復活し、オーナー様にも大変ご満足いただけました。
アウディ、メルセデス・ベンツ、BMWなど、欧州車特有のLEDヘッドライトのトラブルやカスタムは、高度な分解・組付け技術を持つLEDプロデュースWJPへご相談ください。
福岡県からのご依頼、誠にありがとうございました!


