安価な中国製カスタムライトの落とし穴
今回は、福岡県の業者様よりご依頼いただいた、30系アルファード後期のヘッドライト修理事例をご紹介します。
社外品のレクサスLM仕様ヘッドライトを装着されたそうですが、取り付け後数か月後や数年後に車両システムのエラーが多発する事態となってしまいました。
カスタム品の多くは中国製が流通していますが、「安くて見た目は良いが、後々不具合が多発する」という事例が非常に多く報告されています。
🚨 発生したエラーメッセージの数々
今回、車両のメーターパネルに表示された警告メッセージは以下の通りです。
- 故障の為ブレーキ力が低下
- ABS故障
- LTA故障 (レーントレーシングアシスト)
- プリクラッシュセーフティ故障
- EPB故障 (電動パーキングブレーキ)
- パーキングブレーキ故障



これらのエラーは、単なる見た目の問題ではなく、ABSやプリクラッシュセーフティといった重要な安全運転支援システムが動作しなくなっていることを示しています。これは、カスタムヘッドライトの制御回路が、車両側のECU(コンピュータ)に異常な電気信号を送っているためです。
🛠️ 弊社のエラー修正修理:制御基板の最適化
弊社では、多発するエラーを解消するため、以下の修正作業を行いました。
- ユニット分解と回路診断: ヘッドライトユニットを分解し、内蔵されている制御基板と配線の診断を実施。
- CAN通信エラー対策: エラーの原因となっているECUとの通信系統(CANバス)に干渉しないよう、適切な信号調整回路を組み込み、車両ECUへの負荷を軽減しました。
- 電源回路の見直し: 誤作動を起こしていたデイライトやウインカーの電源回路を安定化。
✅ 結果:警告灯は全て消灯!
修正加工を施したヘッドライトを車両に再装着し、診断機で確認したところ、多発していた全ての警告メッセージが消え、安全運転支援システムも正常に復帰いたしました。
安価なカスタム品を装着する際は、見た目だけでなく、車両側の安全機能に影響が出ないかを事前に検討することが非常に重要です。
警告メッセージの多発など、カスタム品の不具合でお困りの業者様・オーナー様は、ぜひ弊社にご相談ください。


