今回は福岡県のお客様より、BMW 5シリーズ(G30)のヘッドライト修理のご依頼をいただきました。
お悩み内容は、BMW定番のトラブルである「デイライト(イカリング)の黄ばみ・不点灯」です。ただ、今回のお車は少し特殊な状態になっていました。

🚨 今回の状態:他店様での修理後の再発
さっそくライトを分解して内部を確認してみたところ、光を伝える「導光ロッド」の根本がかなり短く削られており、その状態で再び熱によって激しく焼けてしまっていました。

イカリングの焼け修理は、ただ焼けた部分を削り落とすだけでは直りません。削った断面に濁りのない鏡面のような透明度を出さないと、LEDの光がうまく透過せずに熱がこもり、高確率で数か月~1年で再発してしまいます。
前の修理の段階でロッドがすでに限界まで短くなっていたため、これ以上の再研磨での修正は不可能な状態でした。
🛠️ 今回の施工内容:左右すべての部品を新品へ刷新!

今回は再発リスクをゼロにし、新車時の美しい輝きを完全に取り戻すため、部分補修ではなく左右すべての部品を新品へ交換する根本解決プランで施工いたしました。
- 左右ヘッドライト 導光ロッド(ファイバー)全交換
- 左右 デイライトLEDサブモジュール全交換
- 銅基盤LEDによる放熱度アップ
- 高放熱シリコングリス塗布(熱対策の徹底)
熱対策として、新しく用意したLED基盤の裏側には放熱性を極限まで高める特殊グリスを塗布。これにより、LEDから発生する熱を効率よくヒートシンクへ逃がし、導光ロッドが焼けないように対策を徹底しています。

また、左右ヘッドライトすべてのLED基盤を同一ロットのものに統一することで、左右で色味や明るさにほんのわずかなストライク(差異)も出ないよう配慮しました。
✨ 修理完了!新車同様の鮮烈な純白発光へ
すべての部品を組み上げ、最終の点灯テストを行います。
どんよりと黄色く濁ってしまっていた目元が、新車時と変わらない、一点の曇りもない鮮烈なホワイトのデイライトへと完全復活いたしました!

これで再発の心配もなく、夜間も日中もBMWらしい引き締まったフロントマスクで安心してお乗りいただけます。福岡県からのご来店、誠にありがとうございました!


