前期から後期へ、210クラウンを生まれ変わらせる
今回は、宮崎県よりご依頼いただきありがとうございます。210クラウン前期Gグレードに後期型ヘッドライトを移植し、さらにカスタマイズを施した事例をご紹介します。ヘッドライト左右のグレード違いによる色温度の差という課題をクリアし、美しい仕上がりになった一台です。
カスタマイズ内容
- 後期型ヘッドライト移植: 前期モデルに後期型のヘッドライトを移植することで、よりスタイリッシュなフロントマスクを実現。
- 前期適合加工: 後期型ヘッドライトを前期モデルに取り付けるために必要な加工を実施
- ポジションラインの色温度調整: 左右のヘッドライトのグレード違いによるポジションラインの色温度が異なる問題を解消するため、白い方にポジションラインの色温度を調整。
- インナーブラック塗装: ヘッドライト内部をブラックアウトすることで、よりスポーティな印象に。
カスタマイズのポイント
1. 後期ヘッドライト移植の難しさ
Gグレードヘッドライトは、そのままでは装着できません。内部を改造しインフォメーションエラーの解除やAFS、AHBの全ての機能を動作させるように加工が必要です
2. ポジションラインの色温度調整
今回のカスタムでは、左右のヘッドライトで純正のポジションラインの色温度が異なるという問題が発生しました。これは、ヘッドライトが異なるグレードのものであったためです。この問題を解決するために、白い方にポジションラインの色温度を調整し、両側の色温度を一致させました。
3. インナーブラック塗装
ヘッドライト内部をブラックアウトすることで、よりスポーティな印象になります。
カスタマイズのメリット
- 見た目の変化: 後期型ヘッドライトへの移植により、フロントマスクが大きく変わり、よりスタイリッシュな外観になります。
- 個性的なスタイル: インナーブラック塗装により、他とは違う自分だけの1台に仕上げることができます。
- 視界の改善: 後期型LEDヘッドライトになり、夜間の視界がクリアになります。
カスタマイズのデメリット
費用: ヘッドライトユニット、加工費用、部品代など、費用がかかります。
作業時間: 配線加工や取り付けなど、作業に時間がかかります。
今回のカスタムでは、210クラウン前期Gグレードを後期型のスタイリッシュな外観に生まれ変わらせることができました。ヘッドライトの左右の色温度の違いという課題もクリアし、オーナー様の満足のいく仕上がりとなりました。
ヘッドライトのカスタムは、愛車を自分だけのものにできる、とても魅力的な方法です。しかし、車両への負担や安全性など、車検など様々な面を考慮する必要があります。カスタムを検討されている方は、信頼できるショップに相談することをおすすめします
210クラウン前期のフロントを後期仕様にする最低限の純正部品のリスト
- 52119-3F976 カバー、フロントバンパー ￥71,645
- 81481-30230 カバー、フォグランプ、RH ￥7,998
- 81482-30250 カバー、フォグランプ、LH ￥7,998
- 52129-30190A0 カバー、フロントバンパー、下部 ￥1,198
- 53101-30C10 グリル、ラジエーター ￥35,980
- 53102-30180 グリル、ラジエーター、下部 ￥25,980
- 53106-30230 エンブレム ラジエーターグリル ￥39,980
- 75770-30410 ボンネット(フード) モールディングASSY FR \6.898
- 81150-30M42 ヘッドランプ アセンブリ、LH ￥229,800
- 81110-30M42 ヘッドランプアセンブリ、RH ￥229,800
- 85207-30140 アクチュエータサブアセンブリヘッドランプウォッシャーRH ￥5,698
- 85208-30140 アクチュエータ サブアセンブリ ヘッドランプ ワッシャー LH ￥5,698
- 85354-30150 カバー ヘッドランプクリーナー ウォッシャーノズル ￥369
- 85353-30150 カバー ヘッドランプクリーナー ウォッシャーノズル ￥369
- 価格はモノタロウ調べ税別表記
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