今回は、福岡県からお越しいただいたお客様より、BMW 1シリーズ(F20)のヘッドライト水漏れ修理をご依頼いただきました。
実は今回のお車、以前に「他店で水漏れ修理を一度行っている」とのこと。 しかし、修理後しばらくして再びレンズ内側に結露が発生し、当店のブログをご覧になって「どうしても直してほしい」とご相談をいただきました。

原因は「シーリングの甘さ」と「処理不足」
さっそくユニットを取り外し、浸水テストを行って原因を突き止めます。
ヘッドライトを取りはずしてみると、前回の修理時に使用されたコーキング材の充填が甘く、一部に隙間が生じていました。また、古いシーリング材が完全に除去されないまま上から塗り重ねられていたため、密着不良を起こしていたようです。
欧州車のヘッドライトは非常にデリケートです。 一度手を入れたライトの再修理は、通常よりも手間がかかりますが、ここを疎かにすると必ず再発します。

今回の施工内容
- 完全分解・洗浄: 内部に溜まった水分と、劣化した古いシーリング材を全て手作業で徹底的に除去。
- 乾燥・基板点検: 水濡れによるコントロールユニットやLED基板へのダメージがないか細かくチェック。
- 高耐久シーリング: 独自配合の強力なシーリングを使用し、純正以上の密閉率で再封印。
- 浸水テスト: 最終的な防水テストを行い、一切の曇りがないことを確認。

「安さ」よりも「確実な再密閉」を


ヘッドライトの水漏れを放置すると、高額なコンピューター(バラスト)の故障に繋がり、修理費が跳ね上がってしまいます。「一度直したのに直っていない」というケースは非常に多いため、最初から専門店にお任せいただくのが一番の近道です。


